-
ピックアンドプレースロボットBerkshire GreyがSPACを通じての上場を発表
資金調達に関して、Berkshire Greyはかなり良い状態にある。昨年、同社がシリーズBで2億6300万ドル(約279億円)もの巨額を調達した後、マサチューセッツ州にある本社を筆者が訪問した際には、非常に意欲的な成長計画について語っていた。しかし、それは新型コロナウイルス感染流行が米国に本格的に上陸する前のことだ。 続きを読む
-
AIスタートアップSymbioがトヨタ、日産と組立ロボットの効率化に取り組む
ベイエリアを拠点とするAIスタートアップのSymbioは米国時間2月24日、「正式なローンチ」を発表した。総額3000万ドル(約32億円)の資金調達に支えられ、同社は日産とトヨタ自動車の両社と契約を結び、米国の工場に同社のソフトウェアを導入している。 続きを読む
-
-
Future Acresがブドウ収穫を助ける自律農作物運搬ロボット「Carry」を発表し起ち上げ
今後、最も成長が見込まれるロボット分野は何かと聞かれると、私はしばしば農業を挙げる。この技術は倉庫業務やロジスティクスのような場ですでに強力な足がかりを持っているが、米国の、そして世界の農業コミュニティを見れば、ヒューマンアシスト・オートメーションの数多くの可能性を想像せずにはいられない。 続きを読む
-
全自動除草ロボット・サービスのFarmWiseが薬物散布機能を追加
農業におけるロボット革命は、作物栽培を自動化するFarmWise(ファームワイズ)が同社の無人農業機器に新たな機能を追加しようとしていることで、さらに進化が進む。 続きを読む
-
フレキシブルな倉庫自動化ソリューションのLocus Roboticsが欧州、アジア進出に向け約159億円調達
マサチューセッツ拠点のLocus Roboticsは米国時間2月17日、1億5000万ドル(約159億円)のシリーズEを発表した。Locusは競合他社よりもフレキシブルな、倉庫自動化のためのモジュラー式ソリューションを提供することで知られている。Locusは主にロジスティック自動化のためのロボティック車両リースしている。 続きを読む
-
-
米国の研究チームが「ワームブロブ」を研究してロボットの動きに応用しようとしている
ロボット研究者は長年、自然からヒントを得てきた。このほど発表されたのはジョージア工科大学の研究チームが前述のワームブロブの不思議な動き方から知見を得ようとした研究だ。チームは研究成果を応用してロボットの動きを見直そうと考えている。 続きを読む
-
ヒュンダイがドローンで運べる荷物運搬用小型「ウォーキングカー」ロボットを発表
Hyundai Motor Groupが新しい「ウォーキングカー」ロボットで帰ってきた。このロボットは車輪で道を走り、足で立ち上がって険しい場所を進む。荷物を運ぶ設計で、小さくてドローンで運べるというのが今回のコンセプトだ。 続きを読む
-
MITの学生たちがロボットやドローン製作の全行程を自動化したシステムを開発
付加製造法は、特定の作業に理想的なソリューションであることが証明されているが、この技術は多くのカテゴリーで従来の製造方法におよばない点がある。その最も大きなものの1つは、3Dプリントした後の組立て工程だ。3Dプリンターは非常に複雑な部品を作成することができるが、それを組み立てるには外部の人間または機械が必要になる。 続きを読む
-
-
-
Boston DynamicsがSpotを遠隔操作するインターフェース「Scout」発表、リモートでドアを開けられるように
Spotが工場施設の階段を上っていくところを見るのは何かしっくりこない。何年もの間、Boston Dynamicsのロボットたちによる美的で印象的なパフォーマンスビデオを見続けてきた後では、この四足歩行ロボットが、ロボット研究者たちが好んで口にする退屈で、汚れがちで、危険な仕事をしているところは興味を引かないのだ。 続きを読む
-
フォークリフトに取って代わるFetchの最新の倉庫ロボット
サンノゼを拠点とするロボット企業Fetchは、米国時間1月28日の朝、最新のロボットを発表した。PalletTransport 1500は、倉庫のフォークリフトを置き換えるために特別に設計された自立型ロボットだ。 続きを読む
-
-
ソフトバンクとアイリスオーヤマがロボット事業の合弁会社設立、AI除菌清掃ロボット「Whiz i アイリスエディション」発表
ソフトバンクのロボットに対する野望は衰えを知らない。その最新の動きは非常に興味深いものだ。日本時間1月27日、ソフトバンクロボティクスはアイリスオーヤマと提携を結び、合弁会社「アイリスロボティクス株式会社」を2021年2月1日に設立すると発表した。 続きを読む
-
自動運転ロボのStarship Technologiesが17.7億円調達、今夏までに100の大学で事業展開へ
1年前、Starship Technologies(スターシップ・テクノロジーズ)は大学のキャンパスの学生やいくつかの住宅街の住人にブリトーやピザを届ける自動走行ロボットを数百台持っていた。新たに1700万ドル(約18億円)の資金を獲得した同社は、事業を展開する欧州や北米を新型コロナウイルス(COVID-19)が襲って以来、車両台数を5倍に増やした。 続きを読む
-
ロビットが「雪国まいたけ」のまいたけカット工程自動化開発に成功、次世代パッケージングライン開発に合意
AI技術をロボティクスに実装し社会課題の解決を進めるロビットは1月27日、「プレミアムきのこ総合メーカー」の雪国まいたけにおける、まいたけカット工程の自動化技術の開発に成功し、次世代型パッケージライン開発に合意したと発表した。熟練作業員のカット技法をAI自動カットロボットが実現し、新人・中堅作業員の2~3倍の作業効率になった。 続きを読む
-
MITの研究者がカスタムチップを使ってロボットの「応答速度」を高速化
MITの研究者たちは現在、ロボットがどれだけ速く情報を処理できるか(まだまだ遅い)と、どれだけ速く動けるか(現代のハードウェアの進歩のおかげで非常に速い)の間の大きなギャップに対処しようとしており、そのために「robomorphic computing(ロボモーフィック・コンピューティング)」と呼ばれるものを用いている。 続きを読む
-
果菜類の植物工場および完全自動栽培の実現を目指すHarvestXが5000万円を調達
果菜類の植物工場、完全自動栽培の実現を目指すHarvestXは1月18日、総額5000万円の資金調達を実施したと発表した。 続きを読む
-
UberがフードデリバリーPostmatesの自律型宅配ロボット部門のスピンアウトを計画中
Uberの新たなスピンアウトが進行中だ。Uberが2020年に26億5000万ドル(約2752億円)で買収した食品宅配スタートアップ企業のロボット部門Postmates Xは、計画に詳しい複数の関係者によると、別会社として分離するために入札で投資家を募集しているという。 続きを読む
-
サムスンの新型家庭用ロボット群のうち少なくとも1つは2021年中にデビュー予定
ここ数年のSamsungのCESプレスカンファレンスではいつも、未来的な家庭用ロボットのパレードが繰り広げられた。彼らはスマートで、器用で、印象的だ(そして、まあまあかわいらしい)。しかし、家庭用ロボットは難しい。本当に、本当に、本当に難しい。 続きを読む
-
外骨格ロボットは歩行能力と重作業補助の未来を約束する
この数年で、ロボット・エクソスケルトン技術の能力が格段に向上した。それも十分に納得できる。第一に、これが生活の向上に役立つと初めて実感できた希有なテクノロジーであることが挙げられる。私はこれまで、数社のデモンストレーションを見学してきたが、数年ぶりに部屋の端から端まで歩けた人を見て、横に立っていたその人の伴侶が涙するといった光景を目にするにつけ、正直、息を呑む。 続きを読む
-
中国のUBTechが紫外線消毒ロボットを発表、新型コロナ蔓延を受けて
UBTechはおそらく名の知れていない中国のロボット会社だが、大規模な資金調達を行っている。米国でこのブランドを知っている人は、STEMや数年前のスターウォーズのStorm Trooperロボットなどのロボット玩具のためだろう(私自身、その時にこの会社を知った)。 続きを読む