Rita Liao
Rita Liaoの最新記事
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中国政府が決済事業の規制案を発表、AntとTencentによる寡占を抑制
中国の決済業界における最近の一連の出来事は、Ant GroupとTencentによる複占が揺らいでいる可能性を示唆している。Ant Groupの急な新規株式公開の中止と、中国政府が同社の事業に修正を指示したことに続き、中国当局は先週、繁栄を続けるデジタル決済業界の寡占を抑制する計画を示す新たなメッセージを送った。 続きを読む
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中国の配車サービスDidiが新型コロナワクチン接種支援で10.4億円の基金を設立
中国の配車サービス最大手Didi Chuxing(滴滴出行)は米国時間1月22日、中国外の13のマーケットでの新型コロナワクチン接種の取り組みを支える1000万ドル(約10億4000万円)の基金設立を約束した。 続きを読む
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WeChatのeコマースが急成長、年間取引額は約25.6兆円
WeChatはソーシャルネットワーキングアプリとして10年が経とうとする中、ショッピングへの野望を高め続けている。この中国のメッセージアプリは年間取引額にして1兆6000億元(約25兆6200億円)を仲介した。 続きを読む
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創業者ジャック・マー氏が3カ月ぶりに姿を現しアリババ株が急上昇
Alibabaの創業者で億万長者で知られるジャック・マー氏が、2020年10月に最後に公の場で姿を見せてから3カ月ぶりに、農村部の教師100人にオンライン会議であいさつをしたことが明らかになり、香港ではeコマース大手の同社の株が8%以上も上昇した。 続きを読む
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クアルコム出資のチップメーカーKneronがフォックスコンからも資金を調達
サンディエゴと台北に拠点を置くスタートアップがエレクトロニクス業界の最大手数社からひっそりと資金ならびに契約を獲得している。エネルギー効率の良いエッジAIチップを専門とするKneronは、台湾の製造大手Foxconnと集積回路メーカーWinbondから戦略的資金を調達した。 続きを読む
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TikTokの中国国内版「Douyin」が電子ウォレットサービスを開始
中国ではTencentのWeChat PayとAlibaba系列のAlipayが長くデジタルペイメントを支配しているが、両社は常に新しいチャレンジャーの挑戦を受けている。オンラインペイメントに新たに参入したのは、TikTokの中国国内版であるDouyin(抖音)だ。 続きを読む
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プライバシーポリシーへの懸念で欧米で人気のSignalとTelegramは中国国内でも(いまのところ)拡大中
WhatsAppのプライバシーポリシーに対する懸念から、欧米では何百万人ものユーザーがSignalやTelegram(テレグラム)に移行しているが、WeChatが長い間支配し、政府がオンラインコミュニケーションに強い影響力を持っている中国でも、暗号化された2つのアプリのユーザー数がわずかに増加している。 続きを読む
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トランプ政権が世界3位の中国スマホメーカーXiaomiも防衛ブラックリストに追加
中国のスマートフォンメーカーXiaomi(シャオミ、小米科技)がトランプ政権の防衛ブラックリストに新しく加わった。米国防総省は米国時間1月14日、Xiaomiを含む9社を中国の軍事疑惑のある企業のリストに追加した。 続きを読む
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中国最大級の顔認証ユニコーンMegviiが上海でのIPOを準備中
中国最大級の顔認証スタートアップであるMegviiは、上海での新規株式公開に向けて準備を進めている。中国時間1月12日に中国証券監督管理委員会が発表したところによると、同社はCITIC証券と協力して上場の準備を進めているという。 続きを読む
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YCの支援を受けるTikTokのような英語教材ショート動画のBlaBlaが1.6億円を調達
短くて、さくっと見ることができる楽しい動画が、若者が情報を受け取るための当たり前の手段として、広がり続けている。ならば英語をTikTok的な動画で学んでもいいだろう。それがアンジェロ・ホアン氏がBlaBlaを立ち上げるきっかけとなった。 続きを読む
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従業員の死や過酷な労働時間への批判をよそに中国のeコマースPinduoduoの株価・ダウンロード数に揺るぎなし
急成長している中国のeコマースプラットフォームのPinduoduo(拼多多、ピンドゥオドゥオ)は、1人の従業員の死が会社の過酷な労働時間に対する批判に火をつけた後、そのPRの嵐を乗り切っている。話題になっている21歳の従業員は2020年末の深夜、会社からの帰宅途中に倒れた。死因は明らかにされていないが、ネットユーザーは彼女が過労死したのではないかと推測している。 続きを読む
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ソフトバンクが375億円のラウンドで中国発のフィットネスアプリKeepに投資、評価額は2082億円に
フィットネスクラスを提供している中国発のアプリ「Keep」は、Peloton(ペロトン)のようなバイクや健康志向のスナックなど、提供するサービスの多様化を続けており、その野心に資金を注ぎ込むために新たな投資家を迎え入れている。 続きを読む
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中国の検索大手BaiduがEV製造ベンチャー設立へ
中国の検索大手のBaidu(バイドゥ、百度)が、その自動車への野望を、単なるソフトウェア提供から生産へと広げている。同社は中国時間1月11日、中国の自動車メーカーGeely(ギーリー、吉利)の協力を得て、電気自動車(EV)製造会社を設立することを発表した。 続きを読む
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積極的なTencentの投資は2020年最も活発に
中国のテック大手Tencentが、WeChat(微信)やいくつかの大ヒットビデオゲームの背後にいるだけでなく、積極的な投資家でもあることは周知の事実だ。パンデミックが世界の多くの地域で経済活動を減速させた2020年の間でさえも、Tencentはその投資的野心で突き進んでいた。 続きを読む
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カリフォルニアの植物性卵スタートアップ「Eat Just」が中国のファストフードチェーンに製品を供給
サンフランシスコの食品スタートアップで鶏に由来しない卵を製造しているEat Justは、中国市場を開拓しようとしている。中国では植物性食品の需要が高まりつつあり、ここ数四半期でBeyondなど欧米のビーガン代替ブランド製品が販売されるようになっている。 続きを読む
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中国の通信大手3社上場廃止計画をニューヨーク証券取引所が撤回
誰にとっても予想外だったが、米国時間1月4日、ニューヨーク証券取引所は、2020年12月31日に発表された中国の大手通信事業者3社の取引除外を撤回するという声明を出した。除外は、中国の軍部や諜報および安全保障部門に供給とサポートを提供しているとみなされる企業への投資を禁じるトランプ政権の政策の一環としてChina Mobile、China Unicom、China Telecomの3社を対象にしていた。 続きを読む
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アリババが12年続いた音楽ストリーミングアプリXiamiを閉鎖
かつて中国では、Xiamiを使うことは音楽のセンスが良いことと同義だった。2008年頃にデビューし2013年にAlibabaに買収されたXiamiは米国時間1月5日、ストリーミングサービスを終了するとユーザーへの通知で発表した。 続きを読む
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アリババ創業者ジャック・マー氏が2カ月間公の場から姿を消す、Twitterで話題に
世界の関心がジャック・マー氏の行方に集まっている。AlibabaとAnt Groupの億万長者創業者が2020年10月下旬以降、公の場で姿を見せていないと報道されている。 続きを読む
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テスラの中国ライバルXpengがDJI系列LivoxのLiDARセンサーを採用へ
Teslaと中国のライバルである Xpengの間での戦いは、Xpengが自動運転の将来に対する姿勢を明確にしたことで、加熱している。先の週末に、XiaomiやAlibabaたちが投資家として支えるXpengが、LivoxのLiDARセンサーを採用することを発表した。 続きを読む
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中国の適応制御ロボットメーカーFlexivが103億円調達、北米進出も視野
世界中の事業所が生産ラインとサプライチェーンの自動化に目を向けるにつれ、ロボットを製造する企業が投資家の関心を大いに集めている。資金調達した最新例がFlexivだ。TechCrunchが入手した情報によると、同社は中国のオンデマンドサービス大企業Meituanなどの投資家から1億ドル(約103億円)超を調達してシリーズBラウンドをクローズした。 続きを読む