Appleが講談社/小学館などと組んで日本でのeブック発売を開始

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今のAmazonは商業サイトではない–その本質はビッグデータ企業だ

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Appleが日本でeブックサービスを開始する、コンテンツは日本の大手出版社が提供する、と日本の経済紙Nikkeiが報じている(ソース: The Digital Reader)。

Appleは日本語のeブックを今月の終わりごろから、iPhoneとiPad向けに発売する。iPadは台数ベースでこの国のタブレット市場(4〜9月)の60%を占有する。コンテンツは日本の出版社、講談社、小学館、角川などから8万タイトルを確保している、といわれる。

iPadの日本での人気はeブックビジネスを開始するうえでアドバンテージだが、Appleのeブック日本進出は今回が初めてではない。2010年にiPadがリリースされたとき、同時にAppleは日本語のeブックストアを開店したが、日本の出版社との交渉が頓挫したために行き詰まった。

Nikkei(日本経済新聞)によると、一部のアナリストたちの予想では、Appleは日本のeブック市場で当初700億円、2016年度には2000億円の売上に達するだろう、という。

日本の出版業界の2011年の売上は225億ドルだが、この国のeリーダーの普及ペースは遅かった。Bloomberg Businessweekによれば、日本の消費者はSony、Panasonic、Toshibaなどの製品を拒否し、また海外製品も主に日本語対応(縦書きなど)が不完全なため拒絶された。

10月になってやっとAmazonが日本語Kindleの予約受付を開始し(機種はPaperwhite)、日本のKindle Storeに5万タイトルを揃えた。ただしAmazonとAppleの両者は、共通の敵Rakuten(楽天)との戦いで苦戦するだろう。楽天が7月に導入したKobo eReaderは約100ドルと安く、小説やエッセイ、漫画、それにKobo限定タイトルなど、計250万タイトルを提供している。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))